アラミドコーヒーが世界一高価な理由

世界一高価なアラミドコーヒーは別名コピ・ルアク(英語:シベットコーヒー)。マングース科の猫に似た、シベットのお腹の中で作られたコーヒー豆。その希少さと香り高い味わいが世界で評価され、広く知られています。

アラミドコーヒーができるまで

シベットはコーヒーチェリーが大好き。

彼らは最高級で一番甘い、ジューシーなコーヒーチェリーしか食べません。そのコーヒーチェリーはシベットのお腹の中で消化されます。

シベットのお腹の中にある酵素がプロテインを破壊し、コーヒー豆特有の苦味をとってくれるんです。そして、本来放たれないコーヒー豆の味と香りを出すという役割も果たしてくれます。
こうして、強い甘い香りとダークチョコレートの風味が特徴のコーヒーが出来上がります。

シベットは香水、シベットは珍味。

シベットの麝香腺分泌物から取れる香料(=ムスク)は甘く粉っぽい香りで、香水の香りを長持ちさせることで古くから使われています。
また、シベットの肉は珍味としても知られているので、人間が狩りをしてしまいます。

アラミド(シベット)コーヒーの 取り組み

こちらで取り扱っているアラミド(シベット)コーヒーは、森林農法(農業と林業、畜産業を同時に行うこと)を基本として商品を作っています。シベットを含めた環境保全をビジョンとした会社で作られていて、2007年にフィリピンのフェアトレード(WFTO)にも認定されている商品です。
自然環境にも、生産者の労働環境や生活水準にもやさしい配慮をしています。